Delay

Backbone ヘルプ

Product
Backbone
Version
1.6
Language
日本語
Document type
オンラインヘルプ
ft:openMode
fluidtopics

このエフェクトはディレイを生成するもので、時間、フィードバック、およびフィルターを調節できます。

Sync

「Sync」をオンにすると、ディレイタイムをホストアプリケーションのテンポに同期します。「Sync」をオンにすると、ディレイタイムは音価に設定されます。

補足

最大ディレイタイムは 5000 ミリ秒です。ノートの長さがこの値を超過した場合、自動的に短縮されます。

Delay Time

全体のディレイタイムを設定します。「Delay L/R」を使うと左右のディレイを短縮できます。

Delay L/R

右または左のディレイタイムを全体のディレイタイムからオフセットします。倍率 1 では右または左のディレイタイムがディレイタイム全体の長さと同じになります。倍率 0.5 ではディレイタイム全体の半分の長さに相当します。

  • 左のディレイタイムをオフセットするにはコントロールを左に回します。

  • 右のディレイタイムをオフセットするにはコントロールを右に回します。

Feedback

左右のディレイのフィードバック全体量を設定します。フィードバックとはディレイの出力がその入力にフィードバックされることを意味します。0% に設定するとエコーは 1 回のみです。100% に設定すると、エコーはずっと繰り返されます。

Feedback L/R

右または左のディレイフィードバック量をフィードバック全体からオフセットします。倍率 1 では、フィードバック全体と同じ量のフィードバックをオフセットします。倍率 0.5 では、フィードバック全体の半分の量をオフセットします。

  • 左のフィードバックをオフセットするにはコントロールを左に回します。

  • 右のフィードバックをオフセットするにはコントロールを右に回します。

補足

「Stereo」モードにのみ利用できます。

Delay Mode
  • 「Stereo」は左右のオーディオチャンネルそれぞれに対して 2 つのディレイがパラレルにあり、それぞれが独自のフィードバックパスを持っています。

  • 「Cross」はクロスフィードバックを持つ 2 つのディレイラインがあり、左チャンネルのディレイが右チャンネルのディレイにフィードバックされ、また右チャンネルのディレイが左チャンネルのディレイにフィードバックされます。

  • 「Ping-Pong」は左右の入力チャンネルをミックスし、ミックスされた信号をハード的に分離された左右のディレイに付加します。この方法では、ステレオ音声の左右の間でエコーがピンポン球のように跳ね返ります。

Low Freq

ディレイの低域を減衰します。

High Freq

ディレイの高域を減衰します。

Mix

ドライ信号とウェット信号の比率を設定します。