「Pitch Analysis」機能を使用して、ドラムサウンドのピッチが現在のプロジェクトのキーに合うようにドラムサウンドをチューニングできます。たとえば、ベースラインにベースドラムサンプルを使用し、これらのサンプルを、デフォルトルートキー設定の C3 ではなく対応するキーにマッピングする必要があるとします。ベースドラムサンプルのピッチがわからない場合は、「Pitch Analysis」機能を使用してピッチを検出したあと、分析したピッチをルートキーとして割り当てることができます。そうすることで、ベースドラムサンプルが正しくマッピングされ、ピッチが別のインストゥルメントのピッチと一致します。
手順
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チューニングするドラムサンプルを含むレイヤーを選択します。
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「Sample」ページの左側のパラメーターセクションで、「Pitch Analysis」をオンにします。
ドラムサンプルのピッチが分析され、「Analyzed」値フィールドに表示されます。波形ディスプレイには、ピッチが線で表わされます。
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ロードされたサンプルに安定したピッチが含まれていない場合は、ピッチが安定しているサンプル内の範囲を選択して「Refresh Pitch Analysis」をクリックし、選択範囲の平均ピッチを取得します。適切に聴こえるようになるまで、さまざまな範囲を試してみてください。
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分析したピッチをレイヤーのルートキーとして使用するには、「Transfer Analyzed Pitch to Root Key」をクリックします。
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「Move Root Key to C3 Range」ボタンを使用すると、ルートキーを C3 のオクターブ範囲に移動できます。