キックドラムのサンプルを分解しておいて、音色成分にはディストーションエフェクトを使用し、ノイズ成分にイコライザーを追加し、それらをミックスした信号を圧縮するとします。
前提
それぞれにキックドラムの音色成分とノイズ成分を含む 2 つのレイヤーを用意しておきます。
手順
- 「Bus Routing」メニューで「Serial 2」を選択します。
- FX 1 バスの最初のスロットをクリックして、「Distortion」サブメニューから Distortion エフェクトを選択します。
- FX 2 バスの最初のスロットをクリックして、「EQ/Filter」サブメニューから Equalizer エフェクトを選択します。
- 音色キックレイヤーの「Amp」ページで、「FX」ダイヤルを一番左まで回して信号をディストーションエフェクトに送信します。
- キック信号のボディに適用するディストーションの量を調節します。
- ノイズキックレイヤーの「Amp」ページで、「FX」ダイヤルを一番右まで回して信号をイコライザーエフェクトに送信します。
- イコライザーを使用し、好みに合わせてノイズレイヤーを形成します。
- FX 2 バスの 2 番めのスロットをクリックして、「Dynamics」サブメニューから Compressor エフェクトを追加します。
結果
処理された 2 つのレイヤーがミックスされた信号を圧縮できるようになります。