Cubase では、MusicXML ファイルの読み込みおよび書き出しができます。
MusicXML は、Recordare LLC 社が 2000 年に開発した記譜形式であり、17 世紀以降の西洋の記譜法に見られる現在の象徴的な表現を使ってスコアを表現できます。
Cubase では、バージョン 1.1 で作成された MusicXML ファイルの読み込みおよび書き出しができます。これにより、Steinberg 製の Dorico、または Finale や Sibelius といったスコア作成プログラムを使用する別のユーザーと楽譜を共有したり交換したりできます。
補足
MusicXML の解釈方法はプログラムごとにわずかに異なるため、通常は手動による調整が必要になります。
MusicXML を使用すると、記譜のレイアウトと正確なグラフィック表示を保存できます。つまり、MusicXML は楽譜の外観に関係しています。
MusicXML ファイル形式は、以下の目的に使用できます。
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楽譜の表示と印刷
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異なるスコア作成プログラム同士の楽譜の交換
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楽譜の電子配布
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電子形式でのスコアの保管とアーカイブ
MusicXML 音楽データには、音楽の再生方法を決定する要素も含まれます。