テンポ記号や組段に付くテキストなど、組段に付くアイテムの個々のインスタンスは、異なる譜表位置に表示されるその他のインスタンスと関係なく個別に移動できます。段階的強弱記号やオクターブ線などデュレーションを持つアイテムについても、それぞれの終端を個別に移動することで、表示上の長さと角度を調整できます。
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これらの手順は、テキストフレーム内のテキスト、譜表上に表示される臨時記号、音符、音部記号、小節線、調号、拍子記号には適用されません。
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一部のアイテムやハンドルは、特定の方向にしか移動できません。以下に例を示します。
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アーティキュレーションは上下に移動できますが、左右には移動できません。
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オクターブ線の終了ハンドルは左右に移動できますが、上下には移動できません。
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マウスを使用する場合、ギターベンドまたはビブラートバーのダイブとリターン全体は上下にしか移動できません。
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浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」
を選択しておきます。
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ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。
選択したアイテムの表示位置が、リズム上の位置や連結された音符を変更することなく変更されます。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。
アイテムは適用される位置に連結線で接続されるため、そのアイテムがどこに属しているかは常に明らかです。
符頭の括弧やジャズアーティキュレーションなど一部のアイテムを移動すると、タイやスラーなど近くにある他のアイテムが、衝突を回避するため自動的に移動します。これにより、音符のスペーシングや配置設定に影響する場合があります。
他の強弱記号とリンクした強弱記号を移動すると、現在のレイアウト内で選択した強弱記号にリンクされているすべての強弱記号が同時に移動します。
演奏技法や数字付き低音など、延長線やホールドの線が付いたアイテムを移動すると、アイテムと線が一緒に移動します。延長線/ホールドの線または延長線/ホールドの線のハンドルを移動すると、延長線/ホールドの線がアイテムとは個別に移動します。解決音の数字を移動すると、数字付き低音のサスペンションと解決音の間のホールドの線の長さが自動的に調整されます。
歌詞のハイフンの長さを変更しても、ハイフンそのもののサイズや形状は変化しません。かわりに、ハンドル同士の距離が増減し、その間にハイフンが表示されます。
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ヘアピンの開始ハンドルをキーボード操作で移動すると、ヘアピン全体の垂直位置が変化しますが、角度は変化しません。ヘアピンの角度を変更するには、終了オフセット位置を変更することも必要となります。ヘアピンのハンドルをマウスでドラッグすると、常に角度が変化します。
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アイテムを移動すると、アイテムの表示上のオフセットを制御するプロパティが自動的に有効になります。このプロパティは、アイテムのプロパティパネルの対応するグループ内か、テキストアイテムや歌詞など一部のアイテムについては「一般 (Common)」グループ内にあります。
オフセットプロパティの一部には、水平オフセット (X 軸) および垂直オフセット (Y 軸) 用の数値フィールドが個別にあります。同様に、長さまたはデュレーションを持つアイテムには、各終端用のオフセットプロパティが個別にあります。
これらのプロパティを使用し、数値フィールドの数値を変更してアイテムを移動させることもできます。オフセットプロパティをオフにすると、選択したアイテムがデフォルト位置にリセットされます。