グラフィックスライスの画像設定の変更 - Dorico Pro - 6.1

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たとえば、いくつかのグラフィックスライスを PDF ファイルとして書き出し、それ以外を PNG ファイルとして書き出したい場合など、グラフィックスライスのグラフィックファイルの形式、カラーモード、解像度を個別に変更できます。

前提

左ゾーンを表示しておきます。

手順
  1. 浄書モードの浄書ツールボックスで、「グラフィックスライス (Graphic Slices)」 をクリックしてグラフィックスライスパネルを表示します。
  2. グラフィックスライスパネルで、画像設定を変更するグラフィックスライスを選択します。
  3. メニューからグラフィックファイル形式を選択します。
  4. カラーモードを選択します。

    • 「白黒 (Mono)」は、グラフィックスライスを白黒で書き出します。

    • 「カラー (Color)」は、グラフィックスライスをフルカラーで書き出します。

    補足

    • グラフィックスライスに色付きまたは完全に透明ではない要素がある場合は、「カラー (Color)」を選択する必要があります。「白黒 (Mono)」を選択すると、そのような要素は書き出したファイルでは黒く表示されます。

    • グラフィックスライスを解像度 72dpi で書き出す場合は、「カラー (Color)」を選択することをおすすめします。「白黒 (Mono)」を選択すると、線が消える可能性があります。

  5. PNG または TIFF ファイルの場合は、以下の操作を行ないます。

    • 「カラー (Color)」を選択した場合は、「透明な背景 (Transparent background)」をオン/オフにします。

    • 「解像度 (Resolution)」メニューから解像度を選択します。

      ヒント

      「PDF」と「SVG」はベクター形式のため、「解像度 (Resolution)」設定はこれらのファイルには影響しません。

結果

選択したグラフィックスライスの画像設定が変更されます。

手順終了後の項目

画像設定や書き出しパスの異なるグラフィックスライスを含め、グラフィックスライスは同時に書き出すことができます。

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