カスタムインストゥルメントの作成 - Dorico Pro - 6.1

Dorico Pro ヘルプ
Product
Dorico Pro
Version
6.1
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ja-JP
Document type
オンラインヘルプ
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fluidtopics

移調、名前、譜表、演奏できる音域などのさまざまな設定を使用してカスタムインストゥルメントを作成できます。カスタムインストゥルメントをデフォルトとして保存することで、複数のプロジェクトで使用できるようになります。

手順
  1. 「ライブラリー (Library)」その後「インストゥルメント (Instruments)」を選択して「インストゥルメントを編集 (Edit Instruments)」ダイアログを開きます。
  2. インストゥルメントリストで、新しいインストゥルメントのベースとして複製するインストゥルメントを選択します。
  3. アクションバーで「選択からインストゥルメントを新規作成 (New Page Template Set)」 をクリックします。
  4. 「インストゥルメント (Instrument)」セクションで、以下のフィールドに必要な情報を入力します。

    • インストゥルメントピッカー名 (Name in instrument picker)

    • バリアント名 (Variant name)

  5. 新しいインストゥルメントが属するインストゥルメントファミリーを変更するには、「編集 (Edit)」 をクリックし、インストゥルメントファミリーのチェックボックスをオン/オフにします。
  6. 「譜表ラベル (Staff Labels)」セクションで、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」をクリックして「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログを開きます。
  7. いずれかの名前フィールドに新しい名前を入力します。
  8. 「移調を表示 (Show transposition)」で以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 常に表示 (Always)

    • レイアウトオプションに従う (Follow Layout Options)

    • 常に非表示 (Never)

  9. 「OK」をクリックして変更内容を保存し、「インストゥルメント名を編集 (Edit Instrument Names)」ダイアログを閉じます。
  10. 「譜表と音部記号 (Staves and Clefs)」セクションの「譜表 (Staves)」サブセクションで、以下のオプションのいずれかまたは両方を変更します。

    • 譜表の数 (Number of staves)

    • 譜表線の数 (Number of staff lines)

  11. インストゥルメントに 2 つ以上の譜表がある場合、大括弧/中括弧で結合する譜表を変更するには、「大括弧のスパン (Span of bracket)」の値を変更します。
  12. インストゥルメントに 2 つ以上の譜表がある場合、以下のいずれかの結合タイプを選択します。

    • 中括弧 (ブレイス) (Brace)

    • 大括弧 (ブラケット) (Bracket)

  13. 「譜表の第 3 線上にある音符の符尾のデフォルトの向き (Default stem direction if contextual)」で以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 上 (Up)

    • 下 (Down)

  14. 以下のオプションのいずれかまたは両方をオン/オフにします。

    • インストゥルメントを声楽のインストゥルメントとして定義するには、「声楽の譜表 (Vocal staff)」をオンにします。

    • インストゥルメントをリズムセクションのインストゥルメントとして定義するには、「リズムセクションのインストゥルメント (Rhythm section instrument)」をオンにする。

  15. 「音部記号 (Clefs)」サブセクションで、各譜表に使用する音部記号を以下のメニューから選択します。

    • 移調レイアウトの音部記号 (Clefs for transposing layouts)

    • 移調レイアウトではないレイアウトの音部記号 (Clefs for non-transposing layouts)

  16. 「移調 (Transposition)」セクションで、以下の操作を行ないます。

    • 実音のレイアウトでオクターブの移調を変更するには、「記譜上のミドル C (ノート 60) の実際の発音 (Written middle C (note 60) sounds as)」のピッチを変更します。

    • 移調音のレイアウトで移調を変更するには、「移調スコアにおけるミドル C (ノート 60) の発音 (In a transposing score, written middle C (note 60) sounds as)」のピッチを変更します。

  17. 「調号を使用 (Uses key signatures)」をオン/オフにします。
  18. 「音域 (Range)」セクションで、必要に応じてピッチの範囲を変更します。
  19. インストゥルメントをそれ以降のすべてのプロジェクトで使用できるようにするには、インストゥルメントリストのアクションバーにある「デフォルトとして保存 (Save as Default)」 をクリックします。
  20. 「OK」をクリックして変更内容を保存し、「インストゥルメントを編集 (Edit Instruments)」ダイアログを閉じます。
結果

現在のプロジェクトに新しいインストゥルメントが作成されます。

「デフォルトとして保存 (Save as Default)」 をクリックして とした場合は、これ以降のコンピューター上のすべてのプロジェクトでそのインストゥルメントを使用できるようになります。

手順終了後の項目

  • カスタムインストゥルメントをプレーヤーに追加することで、そのインストゥルメントをプロジェクト内で使用できます。

  • カスタムインストゥルメントをインストゥルメントファミリーに追加することで、そのインストゥルメントの大括弧のグループ化や組段に付くアイテムの位置を定義できます。

  • カスタムインストゥルメントをインストゥルメントのスコアの順番に追加することで、スコア上のデフォルトの位置を定義できます。

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