使用されるコードダイアグラムのグリッドは、ポップスやロック音楽のリードシートでよく使用されます。通常、垂直方向のスペースを節約するために、楽譜内のコード記号と一緒に表示されるコードダイアグラムのかわりに表示されます。こうすることでコードダイアグラムを大きく表示でき、細部が読みやすくなります。
初期設定では、各フローのすべてのコードダイアグラムが、対応する使用されるコードダイアグラムのグリッドに含まれます。
使用されるコードダイアグラムのグリッド内のコードダイアグラムの順序は、フロー内で最初に登場する順序によって決まります。異なるボイシングは個別のコードダイアグラムとして表示されますが、グリッド内に表示されるのはそれぞれ 1 回のみです。
コード記号を入力したり既存のコードダイアグラムのボイシングを変更したりすると、使用されるコードダイアグラムのグリッドが自動的に更新され、新たなコードダイアグラムが表示されます。
浄書モードでは、使用されるコードダイアグラムのグリッドがフレームの内側に表示されます。浄書のツールボックスで「フレーム (Frames)」
を選択すると、使用されるコードダイアグラムのグリッドのフレームが、実線ではなく破線で表示されます。
使用されるコードダイアグラムのグリッドを、レイアウトごとに個別に表示/非表示にできます。また、コードダイアグラムを個別に含めたり除外したりすることもできます。
補足
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使用されるコードダイアグラムのグリッドのフレームを選択したり編集したりすることはできません。
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使用されるコードダイアグラムのグリッド内の個別のコードダイアグラムを選択したり編集したりすることはできません。