Dorico Pro は音符のデュレーションの変更と間隔の挿入を組み合わせて、あらゆる種類のフェルマータ、ブレス記号、中間休止記号を再生に反映します。
- 再生時のフェルマータ
-
フェルマータはその位置にある音符のデュレーションを延ばし、そのあとに間隔を挿入できます。延長と間隔のデュレーションはフェルマータの種類に依存し、長いフェルマータの場合は短いフェルマータよりも音符が長く延長され、間隔も長くなります。
-
フェルマータが音符/休符に配置されている場合、間隔/延長のデュレーションは、それらが表示される最後の符頭/休符の記譜されたデュレーションに対するパーセンテージとして計算されます。たとえば、フェルマータがほとんどの譜表では全音符に表示されていても、ある譜表では小節内の最後の 4 分音符に表示されている場合、そのフェルマータの間隔/延長のデュレーションは 4 分音符に対するものとなります。
-
フェルマータが小節線上に配置されている場合、適用中の拍子記号に応じて 1 拍の間隔が挿入されます。小節線上のフェルマータは音符のデュレーションを延ばすものではありません。
-
- 再生時のブレス記号
-
ブレス記号はその前にある音符のデュレーションを短くします。初期設定では、120 bpm で 4 分音符の 50%、影響を受ける音符のデュレーションを最大半分まで短くします。
ブレス記号は再生時に時間を挿入するものではありません。
- 再生時の中間休止記号
-
中間休止記号はその位置にある音符と次の位置にある音符の間に間隔を挿入します。初期設定では、その位置の拍のデュレーションの 50% に相当する間隔を挿入します。
中間休止記号は、その位置の音符のデュレーションを延ばすものではありません。
フェルマータと中間休止記号の間隔/延長のデュレーションを個別に変更できます。これには、テンポエディターでの編集も含まれます。
また、では、プロジェクト全体のすべての延長記号と休止記号のデフォルトの間隔/延長のデュレーションを変更することもできます。
段階的テンポ変更と重なっているフェルマータと中間休止記号は再生に影響しません。フェルマータ/中間休止記号の前で終わるように段階的テンポ変更を配置することをおすすめします。段階的テンポ変更がフェルマータ/中間休止記号にかかるように表示したい場合は、浄書モードで段階的テンポ変更の表示上の長さを延ばすことができます。