シングルプレーヤーに属するインストゥルメントには、譜表の上下いずれにも追加の譜表を追加できます。これは限定された範囲にも、フロー全体にわたっても表示できます。たとえば、一部の複雑なピアノの楽譜においては、楽譜を分かりやすく表示するために 2 つではなく 3 つの譜表が必要とされます。
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ディヴィジのパッセージや代替の演奏を記譜する場合は、この機能ではなく専用のディヴィジ譜表およびオッシア譜表の機能を使用します。
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「インストゥルメントを編集 (Edit Instruments)」ダイアログでは、必要な数の譜表を持つカスタムインストゥルメントを作成できます。
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インストゥルメントの上下にはいくつでも譜表を追加できますが、1 度に追加できるのは 1 つだけです。また、追加の譜表を追加するには、以前に追加した追加の譜表ではなく、インストゥルメントの元の譜表の 1 つでアイテムを選択する必要があります。
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追加の譜表を追加できるのは、シングルプレーヤーに割り当てられたインストゥルメントのみです。セクションプレーヤーまたは打楽器キットに属するインストゥルメントには、追加の譜表を追加できません。
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追加の譜表がある組段では、インストゥルメントをコンデンシングできません。
標準サイズの譜表が選択した譜表の上または下に追加されます。これは選択した中の一番前の位置から開始し、フローの終端まで続きます。開始位置には追加された譜表の数を示すガイドが表示されます。
初期設定では、追加の譜表は組段の始端または終端まで伸ばされません。つまり組段の途中で開始または終了します。
追加の譜表がその実際の開始位置または終了位置に関わらず、組段の始端または終端まで自動的に伸びるようにする場合、組段全体にわたって追加の譜表を表示するよう組段ごとに個別に設定できます。