タイを手動で入力して同じピッチの 2 つの音符を連結できます。これは音符の入力中に行なうことも、既存の 2 つの音符をタイで連結することもできます。異なる声部の既存の音符同士や、同じインストゥルメントに属する異なる譜表の既存の音符、またリズム上の位置が隣接していない音符同士をタイで連結できます。
たとえば、経過音を記譜するために複声部にまたがるメロディを入力したとして、異なる声部に属する 2 音をタイでつなぐ必要があるとします。あるいは、和音の前に複数の音符によるフレーズを記譜したとして、そのすべてを延ばしてつなげることで、タイでつながれる音符の数を減らしたいとします。
Dorico Pro は、各拍子の音符のデュレーションに応じて自動的にタイを作成します。たとえば、小節線をまたぐ 2 つの 4 分音符の間にタイを入力したい場合、最初の 4 分音符を入力したい位置に 2 分音符を入力します。すると、Dorico Pro は自動的に 2 分音符を 2 つの 4 分音符に分割して小節線の両側に配置し、それらをタイで連結します。
既存の音符のデュレーションを保持する場合は、デュレーションを強制しておきます。たとえば、タイのつながりの中で現在の拍子とは異なる形で分割された拍を指定する場合などです。
また、タイのつながりの最初の音からタイを開始することをおすすめします。タイでつながれた音符は 1 つの音符になり、強制的なデュレーションを含む設定も最初の音符から始まるためです。
音符の入力中は、入力した 2 つの音符がタイで連結されます。
既存の音符を 1 つ選択した場合は、その音符が同じ声部および譜表上の同じピッチの次の音符とタイで連結されます。既存の音符を 2 つ選択した場合は、それらのピッチが同じで同じインストゥルメントに属していれば、その 2 つの音符がタイで連結されます。
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音符の入力中は、タイの入力後に初めて入力した音符と、同じ声部および譜表上の同じピッチの前の音符がタイで連結されます。これは、間に別のピッチの音符があったとしても同様です。
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その位置で有効な拍子記号、小節内の音符の開始位置、および「記譜オプション (Notation Options)」の「音符のグループ化 (Note Grouping)」ページの設定によっては、2 つの音符の間にタイを入力すると、タイでつながれた 2 つの 4 分音符ではなく 2 分音符が入力されるなど、デュレーションの異なる単一の音符が作成されることがあります。デュレーションを強制することで、音符のグループ化設定を無効にし、記譜されたリズムを固定できます。そうすれば、Dorico Pro は音符が小節内に収まる限り、入力した音符を指定したデュレーションで記譜します。
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