Dorico の強みの 1 つは、プレーヤー、レイアウト、フローの柔軟な関係性です。これを実証するために、元々曲に含まれていなかったドラムセットをフルスコアから削除し、プレーヤーとその楽譜は参照用にプロジェクトに残します。
前提
設定モードを開いておきます ([Ctrl]/[command]+[1] を押します)。
手順
結果
フルスコアレイアウトからドラムセットプレーヤーが削除されます。「レイアウト (Layouts)」パネルでフルスコアレイアウトを選択すると、「プレーヤー (Players)」パネルではドラムセット以外のすべてのプレーヤーが、チェックボックスがオンになった状態で強調表示されます。
ヒント
Dorico では、プレーヤーを好きなように組み合わせていくつでも作成できるため、フルスコアレイアウトを 2 つ作成し、一方にはドラムセットを含め、もう一方には含めないということもできます。
パートレイアウトには、割り当てられたすべてのプレーヤーの名前が自動的に付けられます。初期設定では、パートレイアウトの最初のページの左上に表示されるのはプレーヤー名ではなくレイアウト名です。たとえば、1 つのパートレイアウトに複数の打楽器プレーヤーを割り当て、そのレイアウトに「打楽器」という名前を付けたい場合など、「レイアウト (Layouts)」パネルでカードをダブルクリックするとレイアウト名を変更できます。