フェルマータの追加

ファーストステップ

Product
Dorico
Version
4.3
Language
日本語
Document type
オンラインヘルプ
ft:openMode
fluidtopics

この曲の録音には、最初のコーラスの前の拍に休止があります。これを記譜する方法の 1 つとして、フェルマータ (休止記号) を使用できます。

手順

  1. 小節番号16 で、声楽の譜表の 3 拍めの G を選択します。
  2. [Shift]+[H] を押して延長記号や休止記号のポップオーバーを開きます。
  3. ポップオーバーに「fer」と入力します。

    譜表の上の延長記号と休止記号のポップオーバーにフェルマータのエントリーを入力したところ

  4. [Return] を押すとポップオーバーが閉じ、選択した位置にフェルマータが入力されます。
  5. 4 拍めの C を選択して手順 2 から 4 を繰り返します。

    小節番号 16 にフェルマータが入力されたところ

結果

小節番号 16 の最後の 2 拍に 2 つのフェルマータが入力されました。Dorico では、すべての譜表に自動的にフェルマータが表示され、フェルマータが表示される音符や休符も各譜表の内容に応じて調整されます。

1 つの譜表でフェルマータを選択すると、すべての譜表のフェルマータが選択されます。これは、すべてのフェルマータが同じ 1 つのアイテムを表わしているためです。下のピアノ譜およびトロンボーンとバンジョーの譜表では、フェルマータの位置に最も近い音符の上に表示されていますが (ここでは全音符と小節休符)、各譜表には実際の位置を示す連結線が表示されています。

すべての譜表に自動的に表示されたフェルマータ

補足
  • フェルマータは現在のところ再生には反映されません。

  • フェルマータは、ウィンドウ右側の延長記号と休止記号パネルを使用して追加することもできます。このパネルは記譜ツールボックスの「パネル (Panels)」 記譜ツールボックスの「パネル (Panels)」ボタン をクリックし、次に「延長記号と休止記号 (Holds and Pauses)」 記譜ツールボックスの「延長記号と休止記号 (Holds and Pauses)」ボタン をクリックすると表示できます。