ドラムセットパートには、ブルースソング特有のスウィングで演奏できる 8 分音符が多く含まれていますが、この曲の他のパートはストレートで演奏します。Dorico では、他のパートに影響を与えることなく、ドラムセットのみスウィング再生を有効にできます。
Dorico には、リズミックフィールに分類されるスウィング比率がデフォルトで多数用意されています。
手順
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ポップオーバーに「swing」と入力します。
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演奏技法のポップオーバーと同様に、ポップオーバーに入力しはじめると、有効なリズミックフィールを含むメニューが表示されます。
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「2:1 swing 8ths (fixed)」が選択されるまで [↓] を押します。
結果
ドラムセットパートにのみ、選択したスウィング比率のスウィング再生が入力されます。これは、ドラムセットの上にガイドとして表示されます。
ヒント
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[Alt/Opt] と [Return] を一緒に押すと、選択した譜表にのみリズミックフィールが適用されます。[Return] だけを押すと、すべてのプレーヤーのスウィング再生が有効になります。また、[Alt/Opt]+[Return] を使用してポップオーバーを閉じ (または対応するパネルを使用しているときに [Alt/Opt] を押しながらクリックする)、拍子記号や調号といった声部や譜表に固有のその他の記譜記号を入力することもできます。
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メニューから、一部またはすべてのガイドの表示/非表示を切り替えることができます。
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テンポのポップオーバーを使用して入力したリズミックフィールはそのフローの再生にのみ影響します。Dorico Pro をお使いの場合は、 (キーボードショートカット [Ctrl]/[command]+[Shift]+[P]) の「タイミング (Timing)」ページでプロジェクト全体のスウィング再生を有効にすることもできます。