オリジナル版では、休符から始まるもの含め、スラーはフレーズ全体に適用されていましたが、現在では、多くのスラーは追加された声部に応じてデフォルトのカーブの向きと形状に従います。Dorico ではスラーを休符から開始したり休符で終了したりできないため、このように表示させるには形状を手動で調整する必要があります。
補足
スラーのカーブの向きはすべての製品バージョンで変更できますが、さらに細かい調節を行なえるのは Dorico Pro と Dorico Elements です。そのため、Dorico SE をお使いの方はこの手順をスキップしていただいてかまいません。
手順
結果
小節番号 11 ~ 12 のスラーのカーブの向きと形状が変更され、移動したスラーと衝突しないように必要に応じてテンポ記号が移動されました。
手順終了後の項目
小節番号 13 ~ 14 および 51 ~ 56 にある同様のスラーに対してこれらの手順を繰り返します。