次に、垂直方向のスペーシングのデフォルト設定を小さくすることで、譜表や組段に許容する最小スペースを小さくできます。
Dorico では、高い音符と低い音符、強弱記号、テキストなどに対して、衝突回避の計算を自動的に実行します。衝突回避に加え、これらの間隔を設定することでスペーシングを変更できます。
手順
- [Ctrl]/[command]+[Shift]+[L] を押して「レイアウトオプション (Layout Options)」を開きます。
- カテゴリーリストの「垂直方向のスペーシング (Vertical Spacing)」をクリックします。
- 「最適間隔 (Ideal Gaps)」セクションで、「連合譜表から連合譜表 (Braced staff to braced staff)」に「4 7/8」と入力します。
- 「組段内の間隔 (Inter-system gap)」に「8」と入力します。
- 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。
結果
すべての譜表と組段の間隔が狭まり、ページ数が 2 ページに近付きます。