この楽譜では、メロディーは上のト音譜表にあります。メロディーの最初のいくつかの小節については、個々の音符を連続で入力する必要があります。
手順
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小節番号 1 で、上の譜表の休符を選択します。
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[Shift]+[N] を押して音符の入力を開始します。
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キャレットが有効になって譜表上に表示され、譜表の上にリズムグリッドを示すラインが表示されていれば、音符の入力中であることがわかります。また、音符ツールボックスの「音符入力を開始 (Start Note Input)」
も有効になります。(「音符入力を開始 (Start Note Input)」 を使用して、キーボードを使わずに音符入力を開始することもできます。)
ウィンドウの左側にある音符パネルで、4 分音符ボタンが強調表示されています。これは、次に入力する音符に使用される音符のデュレーションを示しています。音符入力開始時のデフォルトの音符のデュレーションは 4 分音符です。
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しかし、この楽譜のメロディーの最初の 4 つの音符は 8 分音符です。
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[5] を押して 8 分音符を選択します。
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音符のデュレーションのキーボードショートカットにはコンピューターキーボードの上部にある数字キーを使用しますが、テンキーを使用してもかまいません。[6] が 4 分音符で、数字が小さくなるほどデュレーションが小さくなり、数字が大きくなるほどデュレーションが大きくなります。
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キャレットはまだ小節の開始位置にありますが、このメロディーの最初の音符は 2 拍めです。ただし、そこにいくために休符を入力する必要はありません。
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[Space] を 2 回押して 8 分音符 2 つ分キャレットを進めます。
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[F]、[G]、[A]、[B] の順に押して、各ピッチを入力します。
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4 つの音符が 8 分音符としてキャレットの位置から入力されます。 Dorico では音符は自動的に連桁で連結され、小節の最初に 4 分休符が表示されます。
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音符のピッチにはコンピューターキーボードの A ~ G の文字が使われます。調号に含まれている臨時記号の付いた音符は、特に指定しない限り、自動的に調号に従います。そのため、[A] と [B] を押すと、A♭ と B♭ が入力されます。
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次の音符は 8 分音符ではなく付点 2 分音符です。
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[7] を押して 2 分音符を選択したあと、[.] (ピリオド) を押して付点を追加し、デュレーションを付点 2 分音符にします。
補足
テンキーではなくコンピューターキーボードの [.] を押す必要があります。
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[G] を押して G の付点 2 分音符を入力します。
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小節番号 3 ~ 4 に手順 3 ~ 7 を繰り返します。
ヒント
または、[Esc] を押して音符の入力を終了し、上の譜表の小節番号 1 ~ 2 (4 分休符を含む) を選択したあと、[R] を押してそのすぐあとに素材を直接繰り返すこともできます。
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[Esc] または [Return] を押して音符の入力を無効にします。
結果
上の譜表の最初の 4 小節に必要な音符がすべて入力されました。
ヒント
キャレットが有効かつ音符ツールボックスの「選択 (Select)」 が無効な状態で譜表をクリックするか、接続された MIDI キーボードで演奏して音符を入力することもできます。
手順終了後の項目
このタスクで学んだ方法を使用して、引き続き小節番号 8 の最後まで上の譜表に音符を入力します。小節番号 6 の最後に高い F を入力したあと、小節番号 7 の最初に低い F を入力するには、[Ctrl]+[Alt]+[F] (Windows) 又は [Ctrl]+[F] (macOS) を押します。高い F を入力した場合は、[Ctrl]/[command]+[Alt/Opt]+[↓] を押して 1 オクターブ下に移調します。
連桁のグループ化の変更については別のタスクで説明します。