下の譜表に、小節番号 14 ~ 15 の間の小節線をまたいで 2 つの音符を連結するタイがあります。以下の手順で、このタイを入力します。
手順
結果
タイでつながれた 2 つの 4 分音符として表示される 2 分音が入力されました。これは単一の音符として扱われるため、どちらかの符頭をクリックすると両方が選択されます。
ヒント
Dorico では、ほとんどの場合タイを入力する必要はありません。音符全体のデュレーションを選択するだけで、拍子記号や小節内の位置に応じて、タイでつながれた音符に自動的に分割されます。これは、音符のグループ化だけでなく連桁のグループ化にも適用されます。手動で音符をタイでつなぐ必要がある場合は [T] のキーボードショートカットを使用し、タイを削除する場合は [U] のキーボードショートカットを使用します。
タイのつながりは単一の音符と見なされるため、記譜モードでは、タイのつながり全体のみを選択できます。ただし、キャレットを有効にしてタイのつながりの中の必要な位置に移動すれば、強弱記号などの記譜記号をタイのつながりの途中に入力することもできます。
手順終了後の項目
下の譜表の残りの音符を小節番号 18 の最後まで入力できます。小節番号 15 の E は D♮ として入力することをおすすめします。音符を書き換える方法については、別のタスクで学びます。