最後の手順として、Dorico Pro および Dorico Elements の浄書モードではアイテムの正確な表示位置を微調整できます。この手順では、右手と左手の指示記号の位置を改善し、いくつかのヘアピンの角度を変更し、別のヘアピンを移動して上下の譜表を近付けます。
前提
浄書モードを開いておきます ([Ctrl]/[command]+[3] を押します)。
手順
結果
「l.H.」のテキストアイテムの衝突回避をオフにしたことで、オブジェクトを譜表とヘアピンの間に配置したり、ヘアピン全体を移動したり、ヘアピンの個々のハンドルを移動して角度を変えたりできるようになりました。
安定した結果を得られるように、浄書モードで表示上の編集を行なっても、ほとんどの場合他のアイテムの位置には影響しません。
手順終了後の項目
浄書に役立つ詳しい情報は他にもありますが、差し当たりこの楽譜はこれでよさそうです。
次の手順では、楽譜を再生して作業の結果を確認し、記譜に影響を与えることなく再生時のサウンドを少しだけ調整します。