トゥルーステレオファイルとして録音されたインパルスレスポンスを使うと、そのルームを非常にリアルに再現できます。
REVerence は、(この順序どおりに) LL、LR、RL、RR のチャンネル構成のトゥルーステレオインパルスレスポンスファイルのみを処理できます。
チャンネルの定義は以下のとおりです。
チャンネル |
信号のソース |
録音に使用されたマイク |
---|---|---|
LL |
左ソース |
左マイク |
LR |
左ソース |
右マイク |
RL |
右ソース |
左マイク |
RR |
右ソース |
右マイク |
4 チャンネルのインパルスレスポンスを読み込むと、REVerence は自動的にトゥルーステレオモードで動作します。
そのため、サラウンドファイル (L/R、LS/RS の 4 重構成で録音された 4 チャンネルのインパルスレスポンス) で作業している場合、これらのファイルもトゥルーステレオモードで処理されます。
REVerence が意図せずサラウンドファイルをトゥルーステレオモードで処理するのを防ぐには、対応するインパルスレスポンスファイルの iXML チャンクに書き込める「Recording Method」属性を使用します。4 チャンネル構成のインパルスレスポンスを読み込むと常に、REVerence はファイルの iXML チャンクを検索します。プラグインによって「Recording Method」属性が検出されると、以下の処理が行なわれます。
-
属性が「TrueStereo」に設定されている場合、プラグインはトゥルーステレオモードで動作します。
-
属性が「A/B」または「Quadro」に設定されている場合、プラグインは通常のステレオモードで動作し、サラウンドファイルの L/R チャンネルのみを処理します。