スペクトラルオシレーターには「Purity」、「Inharmonicity」、「Formant」の各パラメーターがあり、特徴的なピアノサウンドを作成できます。
手順
- 「Init」プリセットをロードします。
- 「Synth」ページでスペクトラルオシレーターを選択します。
- Padshop Factory/03 InstrumentsフォルダーからGrand Pianoサンプルをロードします。
- 「Loop」を「Off」に設定します。
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「Purity」パラメーターと「Inharmonicity」パラメーターを調節します。
「Purity」はサウンドのブライトネスに影響し、「Inharmonicity」はクリーンな音色から不協和音まで、音色をさまざまに変化させます。
- 「Purity」を +50%に、「Inharmonicity」 を 0% に設定します。
- モジュレーションマトリクスで、「Velocity」を「Spectral Purity」に割り当て、モジュレーションの「Depth」を -25% に設定します。
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「Velocity」を「Spectral Inharmonicity」に割り当て、モジュレーションの「Depth」を +25% に設定します。
ノートのベロシティーが大きくなるほど、より明るく不調和なサウンドになります。低いノートを発音するとサウンドが鈍くなりすぎ、高いノートを発音するとサウンドが明るくなりすぎます。
- フォルマントフィルターでこれを補正するには、「Formant Key Follow」を 0% に設定します。
- サウンドをより再生しやすくするには、「Amplifier Velocity」を +50% に設定します。
- 必要に応じて、フィルター、ボリュームエンベロープ、エフェクト、またはアルペジオを追加します。
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必要に応じて、このサウンドに行なった設定を他のサンプルで試してみます。
ヒント
Illusions of Pianoプリセットは、この方法で生成されたプリセットの好例です。