「Vel」セクションでは、アルペジオのステップを設定してベロシティーを指定します。「Ctrl」セクションでは、フレーズの 3 つの MIDI コントローラーシーケンスを編集できます。
3 つのコントローラーレーンから、MIDI コントローラー 110、111、および 112 がデスティネーションに送られます。録音したシーケンスをエクスポートするとき、これらのコントローラー値もエクスポートされます。つまり、エクスポートした MIDI シーケンスをシーケンサーに追加すると、アルペジエーターを無効にし、シーケンサーを使用してノートやコントローラー値を再生できます。
Retrologue でアルペジエーターを無効にしても、モジュレーションマトリクスではコントローラーレーンは有効のままになり、受信 MIDI コントローラーメッセージを使用してモジュレーションを調節できます。
パターン長の指定
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パターンのステップ数を指定するには、「Vel」セクションの「Number of Steps」ハンドルを左右にドラッグします。
ステップの有効化
1 つのフレーズに最大 32 のステップを含めることができます。有効にしたステップだけが再生されます。
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ステップを有効にするには、「Steps」セクションの「On/Off」ボタンをオンにするか、「Vel」セクションでステップをクリックします。
ステップの編集
ステップの高さは値を表わします。ステップは、以下の方法で編集できます。
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すべてのステップを有効にするには、コンテキストメニューから「Enable All Steps」を選択します。
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値を調節するには、ステップをクリックして上下にドラッグします。
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複数のステップの値を調節するには、クリックしてカーブを描きます。
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すべてのステップのベロシティーを相対的に調節するには、[Shift] を押しながらクリックしてドラッグします。
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ステップで傾斜を描くには、[Alt/Opt] を押しながらラインを描きます。
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シーケンスの右と左で対称の傾斜を描くには、[Shift]+[Alt/Opt] を押しながらラインを描きます。
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ステップを移調するには、ステップの下のフィールド内をクリックし、移調数 (半音単位) を入力します。
補足ステップを移調できるのは、「Show Pitch Row」がオンの場合のみです。
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ステップのベロシティーを 127 にリセットするには、[Ctrl]/[command] を押しながらステップをクリックします。
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すべてのステップのベロシティーを 127 にリセットするには、[Shift]+[Ctrl]/[command] を押しながらステップをクリックします。
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2 つのステップをレガート再生するには、2 つのステップの最初の方の下にある数字をクリックして、小さい矢印を表示します。
「Legato」がオンになると、「Gate Scale」パラメーターの設定は反映されません。
ベロシティーステップでは、ステップの幅がゲートタイムを表わします。
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ステップのゲートタイムを調節するには、右側の境界をドラッグします。
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すべてのステップのゲートタイムを調節するには、[Shift] を押しながらステップの右側の境界をドラッグします。
この方法でゲートタイムを調節できるのは、次のステップの左側の境界までです。次以降のステップに重なるまでステップのゲートタイムをのばした場合、重ねられたステップは無効になります。
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ステップのゲートタイムを 1 にリセットするには、[Ctrl]/[command] を押しながらハイライトされた右側の境界をクリックします。
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すべてのステップのゲートタイムをリセットするには、[Shift]+[Ctrl]/[command] を押しながらハイライトされた右側の境界をクリックします。
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連続するステップの間のギャップを埋めるには、コンテキストメニューから「Fill Gap」または「Fill All Gaps」を選択します。
これら 3 つのコントローラーレーンは、MIDI コントローラー 110、111、および 112 を送信します。モジュレーションマトリクスで Arp コントローラーレーンをソースとして選択することで、あらゆるデスティネーションを MIDI コントローラーシーケンスで変調できます。
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コントローラーを割り当てるには、「MIDI Controller」ポップアップメニューを開いてコントローラーを選択するか、ハードウェアの該当するコントロールを使用します。
コントローラーレーンのパラメーター
- Bi
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モジュレーション信号を双極性に切り替え、ピッチやパンなどのデスティネーションを変調します。
- Depth
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指定したデスティネーションにおけるコントローラーレーンの効果の強さを調節します。
- Dest
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コントローラーレーンで変調されるデスティネーションを指定します。
- Mod
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モジュレーションの強さの調節に使用する 2 つめのソースを指定できます。たとえば、モジュレーションホイールを選択して強さを調節できます。