MPEG-1 Layer 2 (MP2) オーディオファイルを保存する際に、エンコード設定を調節できます。
「MPEG-1 Layer 2 エンコード (MPEG-1 Layer 2 encoding)」ダイアログは、出力ファイル形式を選択できるほとんどの場所から表示できます。
例
オーディオファイルを開きます。
を選択します。「形式 (Format)」フィールドをクリックして「設定 (Edit)」を選択します。「オーディオファイル形式 (Audio File Format)」ダイアログで、種類に「MPEG Layer-2」を設定します。「エンコード (Encoding)」フィールドをクリックして「編集 (Edit)」を選択します。- ビットレート (Bit rate)
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ビットレートを設定します。ビットレートはオーディオ信号をエンコードするのに使用されるデータの量に関係します。値が大きいほどクオリティーは上がりますが、出力ファイルのサイズが大きくなります。
- ステレオエンコード (Stereo Encoding)
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「標準 (Standard)」モードでは左右チャンネル間の相関情報は利用されません。ただし、2 つのチャンネルのうち複雑な方のためにエンコードしやすい方のスペースが利用されることがあります。
「ジョイントステレオ (Joint Stereo)」モードでは左右チャンネルの相関情報が利用されます。これによってスペースとクオリティーの比率 (データサイズあたりの音質) が向上します。
「デュアルモノ (Dual Mono)」モードでは、それぞれのチャンネルが別々にエンコードされます。このモードは、互いに無関係な信号が左右チャンネルに振り分けられている場合に使用することをおすすめします。
- 「オリジナルレコーディング」フラグを設定 (Specify as Original Recording)
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エンコードするファイルを、オリジナルレコーディングされたファイルに設定します。
- 「プライベート」フラグを設定 (Write Private Bit)
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これはカスタムフラグです。
- 著作権フラグを設定 (Write Copyright Flag)
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エンコードするファイルを、著作権で保護されている作品に設定します。
- 訂正コードを挿入 (Write Check-Sum)
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このファイルのデータにエラーがないか、他のアプリケーションでチェックできるようになります。
- ピークをエンコード (補助データ) (Encode Peaks (Ancillary Data))
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DIGAS など他のシステムとの互換性を持たせるには、この項目をオンにする必要があります。