WaveLab Cast では、さまざまなファイル形式のオーディオファイルを開いて保存できます。
- AAC/MPEG-4 (.m4a、.mp4)
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Advanced Audio Coding の略で、デジタルオーディオを非可逆方式で圧縮および符号化できるコーデックです。
重要WaveLab Cast の OEM バージョンは AAC をサポートしていません。
- AIFF (.aif、.aiff、.snd)
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Audio Interchange File Format の略で、アップル社が定義した規格です。8 ビット、16 ビット、20 ビット、24 ビット、および 32-bit float のビット解像度がサポートされています。
- FLAC (.flac)
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Free Lossless Audio Codec の略で、デジタルオーディオを可逆圧縮できるコーデックです。
- MPEG-1 Layer 2 (.mp2、.mpa、.mpg、.mus)
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MP2 (Musicam ファイルと呼ばれることもあります) は、放送業界で使用される一般的なファイル形式です。
- MPEG-1 Layer 3 (.mp3)
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最も一般的なオーディオ圧縮方式です。MPEG 圧縮方式の大きなメリットは、音質をほとんど劣化させずにファイルサイズが大幅に縮小されることです。
補足WaveLab Cast で MPEG 圧縮ファイルを開くと、ファイルは一時的な Wave ファイルに変換されます。保存時には、一時的な Wave ファイルは MP3 に再び変換されます。
- Ogg Vorbis (.ogg)
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特許による制限がないオープンな圧縮ファイル形式です。比較的高い音質を維持しながら、サイズが非常に小さいオーディオファイルを作成できます。
- Opus (.opus)
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ストリーミングに特に適した非可逆ファイル形式です。Ogg Vorbis の後継と考えることができ、Ogg Vorbis と同様に比較的優れたオーディオ品質を実現するため、他の非可逆形式に代わる優れた選択肢となります。
- Wave (.wav)
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8 ビット、16 ビット、20 ビット、24 ビット、32 ビット、32-bit float、64-bit float のビット解像度がサポートされています。
- Wave 64 (.w64)
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このファイル形式は Wave 形式によく似ていますが、録音や編集を行なうファイルのサイズに実質的に制限がないという重要な違いがあります。WaveLab Cast では、標準的な Wave ファイルのサイズは 2GB (ステレオファイル) に制限されています。
補足Wave 64 はメタデータをサポートしていません。サイズの大きいファイルでメタデータが必要な場合は、Wave ファイルを使用して RF64 オプションを有効にしてください。
- Windows Media Audio (.wma、.asf)
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Microsoft 社独自の圧縮形式です。WaveLab Cast では、この形式でオーディオの読み込み/書き出しを行なえます (Windows のみ)。WMA サラウンド形式でオーディオの読み込み/書き出しを行なうには、Windows Media Player 9 以降をシステムにインストールしている必要があります。
- Original Sound Quality (.osq、読み取り専用)
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WaveLab 独自のオーディオロスレス圧縮形式です。