以下のリストには、WaveLab Cast に関する最も重要な改良についての情報と、それに対応する説明へのリンクが含まれます。
追加された新機能: バージョン 2.0.20
ハイライト
このアプリケーションで使用できる言語に簡体字中国語が追加されました。
すべてのダイアログボックスのコントロールにツールチップが表示されるようになりました。「ヘルプシステム」 を参照してください。
スタートアップアシスタントのデザインが、使いやすさに特に重点を置いて最適化されました。「スタートアップアシスタントウィンドウ」 を参照してください。
サンプリングレートの自動変換機能を備えた新しい Steinberg Built-in ASIO Driver を利用できるようになりました。「Steinberg Built-In ASIO Driver の設定 (Windows のみ)」 を参照してください。
オーディオエディターとオーディオモンタージュウィンドウの両方で使用できる新しいレインボーディスプレイでは、オーディオ素材のスペクトラム属性を反映した複数の色でオーディオ波形が視覚化されます。「レインボーディスプレイ」 を参照してください。
アプリケーション間のワークフローを最適化するために、WaveLab に新しいドラッグアンドドロップ/コピーアンドペーストオプションが追加され、WaveLab から他のアプリケーションに、エフェクトを含めて、または含めずにオーディオ範囲を転送できるようになりました。「アプリケーション間のコピー操作」 を参照してください。
その他の新機能
オーディオセグメントの切り取り、貼り付け、挿入、ミュート、削除などの操作に対して自動クロスフェードを有効にできるようになりました。「「編集 (Edit)」タブ (オーディオエディター)」 を参照してください。
WaveLab では、デコーディングとエンコーディングの両方で Opus ファイル形式がサポートされるようになりました。「「Opus オーディオファイルエンコーディング (Opus Audio File Encoding)」ダイアログ」 を参照してください。
特定のオーディオ範囲のゲインを調整しながらクロスフェードを適用することで、シームレスな移行を作成し、選択した範囲と周囲のオーディオとの間に急なクリック音が発生するのを防ぐことができるようになりました。「「ゲイン (Gain)」ダイアログ」 を参照してください。
オーディオファイルをオーディオモンタージュに読み込む際、オーディオモンタージュフォルダーまたはそのいずれかのサブフォルダーに元のオーディオファイルのコピーを作成するかどうか、またこの選択を今後の読み込みのために保存するかどうかを選択できるようになりました。「「ファイルの読み込み (Import Files)」ダイアログ」 を参照してください。
オーディオモンタージュのサンプリングレートが、そこに挿入するオーディオファイルのサンプリングレートと異なる場合、オーディオファイルのコピーを作成して使用し、オーディオモンタージュのサンプリングレートに設定するかわりに、オーディオモンタージュをオーディオファイルのサンプリングレートに設定することもできるようになりました。「オーディオモンタージュとオーディオファイル間のサンプリングレートの不一致を解決する」 を参照してください。
個々のクリップを確認しやすくするために、選択した各クリップにランダムな色を自動的に割り当てることができるようになりました。「クリップの色の設定」 を参照してください。
エフェクトプラグインウィンドウにコンテキストベースのカラーコードを使用できるようになりました。「トラックエフェクトプラグインのカラーコード」 を参照してください。
古い VST 2 規格を使用しているプラグインを検索と表示の対象から除外できるようになりました。「「プラグイン (Plug-ins)」タブ (ユーザー設定)」 を参照してください。
その他
編集カーソルの位置と再生カーソルの位置をステータスバーで同期できるようになりました。「ステータスバー」 を参照してください。
オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウのクリップに、タイムルーラーの目盛り (タイムルーラーのメインティック) に合わせてグリッドを表示できるようになりました。「タイムルーラーのメニュー」 を参照してください。
「ファイルブラウザー (File Browser)」ウィンドウに、コンテンツを手動で再読み込みして、更新や変更を反映するボタンが追加されました。 「「ファイルブラウザー (File Browser)」ウィンドウ」 を参照してください。
「挿入モード (Insert Mode)」を有効にすると、新しいプラグインを追加した場合に、選択したスロットの下にあるすべてのプラグインが自動的に 1 つ下に移動します。「「エフェクト (Effects)」ペイン」 を参照してください。
ユーザーインターフェースコントロールにマウスカーソルを合わせてからツールチップが表示されるまでの時間を設定できるようになりました。また、ツールチップを一切表示しないように選択することもできます。「「表示形式 (Display)」タブ (グローバル環境設定)」 を参照してください。
追加された新機能: バージョン 2.0.0
ハイライト
新しいスタートアップアシスタントを使用すると、ワークフローに適した作業環境を選択する、オーディオファイル、オーディオモンタージュ、一括処理セット、またはプロジェクトを作成する/開く、オーディオ接続を確立する、などの操作をすべて 1 箇所で行なえます。さらに、WaveLab に関する情報やニュース、便利なリンクも表示されます。「スタートアップアシスタントウィンドウ」 を参照してください。
その他の新機能
マウス入力とキーボード入力の動作をリアルタイムに表示できるようになりました。この機能は、デモ、プレゼンテーション、チュートリアルなどに使用するスクリーンショットやスクリーンキャストを作成する際に便利です。「キーボード入力とマウス入力の可視化」 を参照してください。
新しいスタートアップアシスタントを使用すると、オーディオファイルをいくつかのシンプルなステップでオーディオモンタージュに合成できます。「スタートアップアシスタントを使用してオーディオモンタージュを作成する」 を参照してください。
オーディオ範囲を選択した状態でズームインやズームアウトを行なえるようになりました。「オーディオ範囲を選択した状態でのズーム」 を参照してください。
「エンベロープ (Envelope)」タブの「レベル (Level)」セクションにある 2 つの新しいオプションを使用すると、オーディオ選択範囲のレベルを 1 クリックで 6dB または 9dB 下げることができます。「「エンベロープ (Envelope)」タブ (オーディオモンタージュ)」 を参照してください。
オーディオモンタージュウィンドウの「エンベロープ (Envelope)」コンテキストメニューを使用して、編集カーソルをエンベロープポイントの正確な位置に簡単に移動できるようになりました。「編集カーソルをエンベロープポイントに移動する」 を参照してください。
新しい「チャプターの作成 (Chapter Generator)」を使用すると、マーカーペアを使用してオーディオ素材をチャプターに分割し、それらを一覧にしたテキストファイルを作成して YouTube や Spotify で使用できます。「マーカーを使用して YouTube や Spotify 用のチャプターを作成する」 を参照してください。
その他
オーディオエディターでは、オーディオ選択範囲をタイムルーラーの目盛りにスナップさせて、オーディオ選択範囲を同時にクオンタイズできるようになりました。「タイムルーラーの目盛りに基づくオーディオ選択範囲のクオンタイズ」 を参照してください。
キューポイントオプションが見直され、拡張されました。「「編集 (Edit)」タブ (オーディオモンタージュ)」 を参照してください。
エンベロープポイントをマウスで編集する場合、アクティブなアンカーにスナップするようにそれらを設定できるようになりました。「エンベロープポイントをアンカーにスナップさせる」 を参照してください。