タイムルーラーのメニューでは、タイムコードや時間の表示形式などのタイムルーラー表示を設定できます。
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タイムルーラーのメニューを開くには、タイムルーラーを右クリックします。
- タイムコード (Timecode)
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さまざまな SMPTE タイムコードの種類と CD 分解能用のフレーム/秒が表示されます。
タイムコードの種類は「時間の表示形式 (Time Format)」ダイアログで指定できます。
- 時/分/秒 (Clock)
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時間の単位が表示されます。「時間の表示形式 (Time Format)」ダイアログで時間単位に関する詳細設定を行なえます。
- サンプル (Samples)
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サンプル数に基づいて位置が表示されます。1 秒間のサンプル数はオーディオファイルのサンプリングレートによって異なります。たとえば、サンプリングレートが 44.1kHz の場合、1 秒間は 44100 サンプルになります。「時間の表示形式 (Time Format)」ダイアログでサンプルに関する詳細設定を行なえます。
- 小節と拍 (Bars and Beats)
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小節と拍が表示されます。「時間の表示形式 (Time Format)」ダイアログで小節と拍に関する詳細設定を行なえます。
- ファイルサイズ (File Size) (オーディオエディターのみ)
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位置がメガバイト単位で表示されます。小数点以下はキロバイトを表わします。
- グリッドの表示 (Show Grid)
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オーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウに、タイムルーラーの目盛り (タイムルーラーのメインティック) に合わせてグリッドを表示します。
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オーディオエディターでは、メインビューとオーバービューに設定を個別に適用できます。
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オーディオモンタージュウィンドウでは、さらに 3 つのオプションがあります。
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非表示 (Hide)
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背景に表示 (Show in the Background)
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クリップの上に表示 (Show Over Clips)
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非表示 (Hide) 背景に表示 (Show in the Background) クリップの上に表示 (Show Over Clips) 補足このオプションは「スナップ (Snapping)」セクションの「タイムルーラーの目盛り (Time Ruler Marks)」設定とは無関係ですが、整列は同じ概念に基づいています。
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- 時間の表示形式 (Time Format)
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「時間の表示形式 (Time Format)」ダイアログが表示されます。タイムルーラー形式の表示方法を設定できます。
- 現在の設定を初期値として保存 (Save Current Settings as Default)
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この項目をオンにすると、タイムルーラーはすべての新規のオーディオエディターまたはオーディオモンタージュウィンドウに現在の時間形式を使用します。
- ルーラーの基準点をファイルの始めに設定 (Set Ruler’s Origin to Start of File)
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この項目をオンにすると、ルーラーのゼロ点が最初のサンプルの始めに設定されます。
- ルーラーの基準点をカーソル位置に設定 (Set Ruler’s Origin at Cursor)
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この項目をオンにすると、ルーラーのゼロ点が現在の編集カーソル位置に設定されます。